福岡県知事候補 中村哲郎
日本労働党福岡県委員会

私の決意
行き詰まった麻生県政
大都市集中政策からの大転換をめざします!

 県民のみなさん! 世界的に深刻になっていく経済状態のなかで、成長センターとして期待されたアジア諸国も一昨年来の経済危機で様変わりしています。わが国もバブル崩壊の後遺症からぬけきれず、不況は長引き、良くなるきざしはありません。県内でも相次ぐ企業の倒産や減量経営、リストラで、失業者が急増しています。職安には毎日たくさんの方が仕事をもとめています。労働者だけでなく、中小零細企業も農家も、多くの県民のみなさんが不安をかかえ、苦難の毎日を送っています。そうした県民の不安や切実な声には麻生県政は応えていません。今回の県知事選挙は、日々苦労している県民の声に応え、21世紀にどんな福岡をつくるのか、県民生活を左右する大変重要な選挙です。

 麻生県政のこの4年間で福岡都市圏への集中がさらに進み、県内4地域の人口、産業、所得などのアンバランスはいっそうひろがっています。地方の商店街はシャッターをおろし、農家は未来への展望を描けず、半数以上の市町村で人口の流出がつづき、高齢化、過疎化がすすみました。
 一方、大都市部では大型店の過当競争で、中小零細商店が犠牲にさらされ、都市の中心部からは住民が追い立てられ、非人間的な都市環境や水問題、交通問題なども深刻になっています。
県南・筑後地域の地域経済の疲弊、失業問題も大きな社会問題になっています。筑豊など旧産炭地問題も解決できないままです。北九州では大手製造業でのリストラ、空洞化が進み、モノづくり産業が軽視され、多くの労働者が職を失っています。
 大都市集中政策に莫大な金をつぎこんだ結果、県の財政状態が非常に悪化していますが、これは中長期の経済見通しを見誤ってきた麻生知事の失政であり、知事には重大な責任があります。

大企業・財界のための大都市集中政策の転換を

 この4年間の麻生県政に対して「県知事は県民よりも国や中央ばかりに目をむけている」という声が県民の間からあがっています。麻生県政は、ひとことで言えば、大企業・財界の利益を優先する政治でした。自民党が主導する多党相乗りのなれあい県政のもとで県民大多数の声は置き去りにされ、民主主義はないがしろにされてきました。
 麻生県政の柱である「ふくおか新世紀計画」(基本構想)は、それまでの大都市集中政策をさらに推し進め、アジアとの交流拠点として、福岡都市圏を九州・西日本における一大都市圏とすることで県勢を発展させようとするものです。それ以外の地方都市や周辺地域は、その波及効果、いわばおこぼれによって地域浮揚をはかろうというものです。この大都市集中政策によって儲けたのは、福岡ドームやキャナルシティといった都市再開発や大型商業施設などを手がける大手流通資本や都市型産業や不動産業、また産業構造転換によるリストラで広大な遊休地をかかえている大企業などです。ほんの一握りの人たちが潤っているだけです。
 しかも、昨今の経済危機でこうした開発行政は行き詰まり、破たんは避けられません。これまでのやり方では、多くの県民に苦難を強いるだけです。
 私は、大企業中心、大都市中心の開発政策を根本から見直し、県土のバランスある発展をめざします。現実に困っている失業者、労働者、中小零細の商工業者や農家のみなさんや周辺自治体とも力を合わせて、気配りのある親しみやすい県政を実現しましょう。また、アジアと共に平和のうちに発展していく福岡をつくりましょう。
 黙っていては、この政治は変えられません。私に、県民のみなさんの力強いご支持をお寄せくださるようお願いいたします。


中村哲郎のプロフィール

日本労働党福岡県委員会副委員長、理論政策責任者 (51歳)

1948年、長崎県高島町の炭鉱マンの家庭に生まれ、働くものの喜びと苦しみを見て育つ。長崎東高校卒業、佐賀大学理工学部中退後、社会変革の運動に専念。
1974年、日本労働党結成に参加。党中央宣伝・出版局責任者、党福岡県委員会書記長などを歴任、前回(95年)「奥田県政の継承・発展、大都市中心の開発政策の転換」をかかげて県知事選挙に立候補。行橋市在住、家族は妻と子供2人。