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労働新聞 2008年3月25日号・5面
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朝鮮への制裁延長許すな
即時無条件の国交
正常化こそ必要
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万景峰号の入港禁止など、朝鮮への制裁措置が四月十三日に期限切れを迎える。敵視政策に反対し、日朝国交正常化を求める取り組みが各地で行われている。三月下旬には東京の超党派の地方議員による制裁反対の要請行動、四月二日には平和フォーラムなどが各界に呼びかけた集会が予定されている。こうした行動を発展させ、わが国政府に敵視と排外主義政策を止めさせ、国交正常化交渉に踏み切らせなければならない。同時に、「核放棄」などさまざまな条件を持ち込んで日朝関係の進展を妨げ、結果として米帝国主義の手助けをする動きと闘い、即時無条件の正常化を求める世論づくりを急がなければならない。
制裁解除求める国会女性集会
「『北朝鮮』に対する経済制裁の解除を求める女性のつどい」が三月六日、国会内で行われた。朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会が主催、関東を中心に百三十人が参加した。
あいさつに立った清水澄子・同連絡会代表は「対決と制裁の中で平和がつくれた歴史はない。やはり対話こそが必要だ」「朝鮮半島の南北交流の発展はもう止まらない流れだ。日本だけがこうした流れから取り残されている。恥ずべき状況だが、こうした政府を許しているのは運動の力が足りないからだ」と主張、沖縄の少女暴行事件に対する沖縄の女性の闘いなども取り上げながら、「世論に押されて運動は停滞していたが、いつまでも黙ってはいられない。市民の力、世論の力が政府を動かす。大きく行動を起こさなければならない。一日も早く制裁を解除して、日朝国交正常化を実現するために、女性たちが力強く連帯していこう」と、女性が先陣を切って闘おうと訴えた。
また日朝国交促進国民協会事務局長の和田春樹・東京大学名誉教授が「日朝交渉と経済制裁」と題し講演した。和田氏は、〇六年七月以降次々と重ねられた制裁措置を振り返り、こうした行為がむしろ朝鮮を核保有に向かわせたと日本政府の責任を追及した。また朝鮮の核をめぐる交渉の現状や朝鮮の貿易の実態などから、制裁は有害なだけだと断じた。
続いて、経済制裁による被害の実態について三人が報告に立った。
在日本朝鮮人女性を代表してマイクを握った金敬蘭氏は「万景峰92号の入港禁止によって、多くの在日同胞は祖国の身内の不幸にも駆けつけることができない。これは在日同胞の基本的人権を侵害するものだ。早く制裁を解除し、朝・日関係が改善されることを切に願う」と話した。
在日本朝鮮人人権協会の金静寅氏は、朝鮮総聯に対する日本政府の露骨な弾圧と日本社会の差別により、多数の自営業者らが営業を妨げられ廃業に追い込まれている現状などを述べ、「経済制裁は、国家暴力だ」と怒りを込めて訴え、「まず制裁を解除し、在日同胞に対する国家暴力を止めなければならない。そのために、ここに集まった良心的な日本の方々と力を合わせ闘って行きたい」と訴えた。
日朝友好促進京都婦人連絡会議の末本雛子氏は、「ウトロ」問題と京都商工会に対する弾圧との闘いの現状について報告した。
最後に経済制裁解除と国交正常化交渉の再開を求める要請書を採択、集会後に代表らが外務省や国会議員への要請行動を行った。
制裁解除を求める各地の闘いの先陣を切る取り組みとなった。
3・1独立運動記念集会
新潟 日朝対話求めるシンポ
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