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労働新聞 2007年12月5日号・5面 国民運動
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福岡
JAが危機突破大会
「おとなしい農民」もうやめだ
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福岡市で十二月一日、「福岡県農業危機突破生産者大会」が開かれ、県内各地から過去最大規模となる三千七百人の農民、農業関係者が参加した。
福岡県は北海道に次ぐ麦生産県で、今年から始まった大規模農家に支援を集中する「品目横断的経営安定対策」により、小規模農家だけでなく大規模農家でも豊作で収入減になる農家が続出している。また日豪経済連携協定(EPA)をはじめいっそうの市場開放を進めようとする政府に対する怒りは高まっている。参院選で惨敗した自民党はあわてて緊急対策や農政の手直しを始めたているが、農民の不満や怒りは収まっていない。
自民党国会議員や県会議員がずらりと来賓席に顔をそろえる中で、決意表明したある農民は「我々はいままでおとなしすぎた。県青協の夏のアピール行動はよかった。もっと早く集会をやるべきだった。経営安定策で生活が不安定になってどうするのか。自然災害ならがまんするが、こんな制度ではやっていけない。対応次第では、今後の選挙でも自民党を応援しない」と厳しく政府・自民党を糾弾した。
集会では、国や県に対して、品目横断対策の見直し米価下落を防ぐコメ需給調整の着実な実施、世界貿易機関(WTO)やEPA交渉において譲歩しないことなどを要請、「困難な状況を農業者自らの知恵と工夫と協働の力で打開しよう」という決議を採択した。
集会後、福岡以内をデモ行進し、「農業を守ろう」と訴えた。
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