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労働新聞 2007年6月5日号 通信・投稿
契約更新したが…
悔しい!会社の言うがまま
評価導入、賃金引き下げ
1年契約では将来が不安
契約社員 上原 友美
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★27歳以上は正社員なれず
私は大手企業の中にある食堂で働いています。雇い主は大手企業ではなく、食堂を経営している小さな会社です。
私は三十歳で入社しましたが、この会社では入社時に二十七歳を超えている人は正社員にはなれず、パートか契約社員です。私はやむなく、契約社員となりました。
私の労働条件について紹介したいと思います。
雇用契約は一年で、一年ごとに雇用契約書を取り交わします。雇用契約書には勤務時間、雇用期間、仕事の内容、雇用年齢、休日、年次有給休暇、退職金、給与、通勤費、賞与、契約の途中解除・雇い止め・解雇などの項目が書かれています。
労働時間は八時間で休憩時間は六十分です。ボーナスはありますが、退職金はありません。先日、来年三月末までの雇用契約書を受け取りましたが、基本給が下がった上に、食事代控除がこれまでの二倍となり、頭に来ました。でも、悔しいけれど、ここで働き続けるためには会社の言うがままを受け入れるしかありませんでした。
さて、私の職場でもリストラが進んでいます。ボーナスも今年から評価制度に変わりました。評価は所長やマネージャーが行いますが、量的評価、質的評価、積極性、協調性、規律性などを点数化して評価していくそうです。
また、契約社員の基本給引き下げが続いています。所長の基本給も一〜二万円引き下げられたようです。営業成績が下がったことが理由となっていますが、五年間で三回引き下げられた人もいます。でも、みんな、給料をいくら下げられたのか隠すので、お互いに同僚の給料を知りません。
最近、赤字を減らすために新しいマネージャーが派遣されてきました。彼も契約社員でしたが、リストラの実績が買われて社員になったというウワサです。マネージャーは「残業をいっさいするな。定時で仕事を終われ」とハッパをかけますが、現場がわかっていないのにあれこれ指図するので、職場では嫌われ者です。彼が職場に入ってくると、みんなクモの子を散らすように立ち去ってしまいます。
★労働者に責任転嫁するな
マネージャーは大手企業の要望ばかり聞き入れています。勝手に食堂の営業開始時間を早めて、職場が混乱しました。また、勝手に終了時間を延長しようとしましたが、これは私たちが反発したので、実現しませんでした。
会社は売上が伸びないのは私たちが悪いかのように責任を追及します。しかし、お客も生活が苦しくなって財布のヒモがしまっています。営業所だけの責任ではないのに、労働者の給料が下げられる。おかしいと思いませんか。
五十二歳の所長も契約社員ですが、給料を下げられても反発できないでいます。調理の技術者でもあるのに、給料は役職手当を含めて三十五万円程度で、決して高いとはいえません。もともと糖尿病を持っており、所長会議でやり玉にあげられストレスで体調を崩してしまいました。別の営業所に飛ばされるのではないかと、いつも不安を抱えているようです。
私の給料は表の通りです。私の会社では「調整給を支払う者には残業手当を支給しない」ということになっているそうで、いくら残業しても手当はつきません。管理職でもないのに、こういうことがあっていいものでしょうか。法律上ではどうなっているのか、よくわからないまま働いています。
それから、有給休暇もなかなか取れません。有給休暇を取ると人手足りなくなるため、他の営業所から応援に来てもらわなければなりませんが、応援を頼むと営業成績が下がるしくみになっています。それで、応援を頼むこともできず、結局みんな有給休暇を取れないという状況になっています。
私の会社も大手企業と三年間の契約関係にあります。大手企業もリストラを進めており、いつまでも「安泰」という保証はありません。もし大手企業の都合で契約が更新されない場合は、私たちの職場もなくなります。別の営業所に配置転換されますが、行けない人は雇い止めです。今年が契約更新の年でしたが、更新されたので一安心。あと三年間は存続が保証されました。
今年の雇用契約書では、「次回更新の有無」の欄は何も書かれていません。先が見えないことが、いちばんの不安です。
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